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日記といっても、日々の感想など別にないのだ。悲しすぎる。というのも毎日本を読んだりアニメを見たりする体力はもう私にはない、という言い訳をしてなにもしていない。よって、日々の感想が高校卒業してからというものの徐々に消えていく。

大学で教授が言ってた、「批評というのは数をこなしていない人間はまずできないです、作品をなんでもいいから見てください」という言葉が重く響く。感想もそうだ、単調に同じことを繰り返しても喜怒哀楽に集約できる表現しか思い浮かばず言葉も単調になる。例外はいるけどそういうのは天才だからどうでもいい。

才といえば私は文才がない。他人に理解してもらいたい気持ちは凄いのに全く意味が伝わってないらしい(いや文章に何も書かれてないからそうなるのかもしれないが)。だが、文才があると権威が生まれてしまうのもまた事実だろう。そうには絶対ならないのだから安心である。という大義名分で文章構成がヘタクソなのをカバーすればいいのだ。


インターネットの言論など基本誰も責任をとってない。現実の延長線上にネットがなった今、逆にそういう文章は増加している。酷すぎる。だがそういう態度で日記を書いていこうと思う、どうせ誰も見てないのだから。